インプラントアンカー

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更新日 2010-09-17 | 作成日 2008-06-25

矯正歯科治療用インプラントアンカー(TAD)

臨床応用には下記の注意が必要です

矯正歯科治療において、チタン製のインプラントアンカー(スクリュー単体型、プレート併用型)を利用する治療法があります。この治療法は、これまで治療が困難であった不正咬合を効率よく改善できるため、良好な治療結果を得ることができると同時に、治療期間も短縮することができます。しかし、このインプラントアンカーは骨接合材(骨折した骨をつなぎあわす際の固定用材料)として薬事承認を得ていますが、矯正歯科治療への適用は現時点では未承認ですので薬事法上用途外使用となります。現在、日本矯正歯科学会、および取り扱い業者が厚生労働省に対して使用用途の拡大申請手続き中の器材です。
尚、現在ではアメリカ矯正歯科学会(AAO)では呼称をTAD ( Temporary Anchorage Devices )に統一されています。

そこで、この療法については

1.健康保険の適用はできません。
2.患者さんの同意をいただくことが必要となります。

インプラント・アンカーに関する書籍紹介ページへ

いけもり矯正歯科で用いている「矯正歯科治療用インプラントアンカー使用に関する同意書」の記載内容

 矯正歯科治療において、チタン製のインプラントアンカー(スクリュー単体型、プレート併用型)を利用する治療法があります。この治療法は、これまで治療が困難であった不正咬合を効率よく改善できるため、良好な治療結果を得ることができると同時に、治療期間も短縮することができます。しかし、このインプラントアンカーは骨接合材(骨折した骨をつなぎあわす際の固定用材料)として薬事承認を得ていますが、矯正歯科治療への適用は現時点では未承認ですので薬事法上用途外使用となります。現在、日本矯正歯科学会、および取り扱い業者が厚生労働省に対して使用用途の拡大申請手続き中の器材です。
つきましては、この療法については患者さんの同意をいただくことが必要となります。

A. 使用目的

  1. このインプラントアンカーは、歯を動かす際の固定源として使用することに限定します。
  2. このインプラントアンカーを治療以外の目的、または研究目的に用いることはありません。

B. 安全性について

  1. 使用するインプラントアンカーはチタン製で、身体にほとんど害はありませんが、重度の金属アレルギーのある患者さんには使用しませんのでお申し出ください。
  2. * チタンは実際に数年・数十年という長期間、骨折時の骨接合に使用することや、人工の歯を植える素材として使用されています。
  3. 通常2年以下の短期間の使用であり、使用目的完了後に時期をみて撤去いたします。

C. インプラントアンカーの装着・撤去について

  1. インプラントアンカーの装着、撤去は、医療連携を行っている病院口腔外科へ治療依頼をいたしますので、医療連携を行っている病院口腔外科で責任をもって行います。
  2. インプラントアンカーのメインテナンスは別途ご説明します。全身の健康状態も含んで療養には充分にご配慮ください。
  3. この処置は自費診療となります。また当院でご請求する矯正歯科料金とは別に、医療連携先の病院口腔外科の規定に従って直接医療連携先の病院窓口でお支払いください。
  4. 万一、異常を感じられたら、すぐにお申し出ください。直ちに対応いたしま
  5. 撤去のご意向がある場合にはお申し出ください。
  6. スクリュー単体型について
    1. スクリューの装着時は、歯科でよく行うごく少量の局所麻酔後に無痛的に行い、ほとんどの場合、麻酔がきれても痛みは感じません。
    2. 約2割の確率でスクリューが安定しないことがあります。その場合、ご了解のもとに再装着させていただきます。この場合の費用等は医療連携を行っている病院口腔外科で別途ご説明いたします。
    3. スクリューをはずす際はほとんど無痛です。また、スクリューをはずした際にできる歯肉の小さな傷は、2~3日で修復されます。
  7. プレート併用型について
    1. プレート併用型のインプラントアンカーを装着する際、通常、骨の中に埋まっている親知らず(埋伏智歯、埋伏第三大臼歯)の抜歯と同程度の侵襲がありますので、術後に施術部位が腫れることがあります。そこで、より楽に療養を行っていただくために、短期間(1・2日間)の入院をお奨めいたします。
    2. 場合によって、インプラントアンカー周囲が感染することがあります。その際には、連携している病院口腔外科に処置依頼を行ないますので、お手数ですが必ず病院口腔外科へ受診してください。その際に、インプラントアンカーを一時撤去して、再度装着することもあります。この場合の費用等は医療連携を行っている病院口腔外科で別途ご説明いたします。
    3. プレート併用型のインプラントアンカーを撤去した後に、歯肉に僅かな瘢痕が残ることもありますが、通常は目立ちません。また、場合によっては撤去処置に伴って腫れることもありますので、充分に病院口腔外科での指示に従ってください。

D. その他
上記の確認事項以外の詳細は、当院より口頭でご説明させていただいた通りです。

以上の事柄を理解の上、インプラントアンカーを使用する矯正歯科治療を受けることを同意いたします。

平成   年   月   日

Case No. 患者さんの署名                   .  

患者さんが未成年の場合の保護者署名                .

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